
- 疲れが長引く不思議な感覚
- 友達との会話での集中力低下
- 睡眠の質が低くなってきた
最近「友達と会うと楽しい時もあるけど、なんだか疲れる」と感じることはありませんか?
私も子どもが巣立ち自分の時間が増えたはずなのに、なぜか友達との付き合いが億劫になってきました。
友達と会うと楽しいはずなのに、帰ってきたらぐったりしてしまうのです。
いろいろ調べるうちに、友達と会うと疲れる原因の一つに「睡眠不足」が関係することが判明!
睡眠不足というと夜更かしをしたり、早起きをしたりすることを思い浮かべるかもしれませんが、それだけではありません。
睡眠の質も重要!
睡眠中には、体や脳が回復するために必要なホルモンが分泌されます。
しかし、年齢とともにホルモンの分泌量は減少。
特に女性は、閉経を迎えると女性ホルモンの減少によって睡眠の質が低下することがあります。
睡眠の質が低下すると、翌日の体調や気分に影響します。
疲労感やイライラ、集中力や記憶力の低下などが起こりやすくなるのです。
これらの症状は、友達と会う時にも悪影響。
友達と話すことや聞くことにエネルギーを使うため、余計に疲れてしまうのです。
では、どうすれば睡眠不足を解消できるでしょうか?
以下の記事では、50代の私が実践した睡眠の質を高める方法をご紹介。
「友達と会うと疲れる」時の対処法もあわせて解説していきます!

友達と会うと楽しいけど、なぜか帰ってからぐったりする

友達と会うのは楽しい時間だけれども、なぜか帰宅後には不思議なほど疲れてしまうときがありますよね。
色々調べるうちに、その背後に実は脳が関わっていることが分かってきました。
友達との会話は、私たちの脳をフル稼働。
新しい情報の処理や感情の共有、さらには相手の反応やニュアンスの読み取りなど、同時に多くのことをこなさなければなりません。
これには脳のエネルギーがかなり消耗されます。
特に50代になると、脳のエネルギー供給が若い頃と比べて少なくなっているため、このエネルギーの消耗がより感じられます。
友達と過ごす時間はリラックスし楽しいものの、社交的な状況に対応するために無意識に緊張。
帰宅後その緊張やエネルギーの消耗が一気に現れ、ぐったり感を引き起こすのです。
友達との距離感やマナーに気を使って疲れるから?

また、50代になると人間関係に対する感受性が高まることがあり、緊張がより感じられるのかもしれません。
友達との距離感やマナーは、人間関係を円滑にするために必要なものですが、それがストレスになってしまう場合もあります。
その原因は、自分の感情やニーズを無視して、相手に合わせすぎることや、自分の意見や感想を言いにくい雰囲気があることなどが考えられます。
そうした場合は、自分の気持ちを素直に伝えることや、相手の考え方や態度に対してフィードバックすることが大切。
自分の価値観や幸せを見つめ直すことで、友達との関係もより良くなるかもしれません。

友達との交流を楽しむ一方で自分を疲れさせないためにも、自然体でいることや適度な休息が重要ですね。
友達と会う前後の睡眠時間が足りないから?
「友達と会うと、なぜか帰ってからぐったりする」状況に対する睡眠不足の可能性に気づいたきっかけは、ある日のことでした。
友達と楽しい時間を過ごした後、帰宅するといつも以上に疲れている。
これが続いたことから、何か別の要因があるのではないかと考えはじめました。
その後、睡眠についての記事や研究を読む中で、睡眠不足が脳の機能やエネルギー供給に影響を与えることが理解できました。
過去の経験を振り返ると、友達との楽しい交流後に疲労感を感じることが多い日は、睡眠時間が不足していた日と重なることに気付きました。
睡眠不足が疲れの一因である可能性が高いと考え、睡眠の質や量に気を配るように。
睡眠不足の原因と影響


50代になると、様々な要因で睡眠不足に陥りやすくなります。
その主な原因は以下の通り。
更年期
女性ホルモンの減少やバランスの乱れによって発汗やほてり、動悸などの症状が起こり夜中に目が覚めたり寝付きが悪くなったりします。
ストレス
仕事や家庭、健康や老後などの悩みが増えることで、心配や不安が強くなりリラックスできなくなります。
また、ストレスは自律神経やホルモンの分泌を乱し睡眠リズムを崩します。
生活習慣
食事や運動、日光や温度などの環境要因も睡眠に影響します。
特に、食が遅くて重いものを食べたり、寝る前に刺激物を摂取したりすると、消化器官や脳に負担をかけて睡眠を妨げます。
睡眠不足は、体だけでなく心にも悪影響を及ぼします。
睡眠不足が引き起こす可能性のある問題


以下は、睡眠不足が引き起こす可能性のある問題です。
免疫力の低下
睡眠中に分泌される成長ホルモンやメラトニンなどは、免疫細胞の活性化や抗酸化作用を促進。
しかし、睡眠不足ではこれらのホルモンの分泌が減少し、感染症や老化に対する抵抗力が弱まります。
代謝異常
睡眠中に分泌されるレプチンやグレリンなどは、食欲や満腹感を調節します。
しかし、睡眠不足ではこれらのホルモンのバランスが崩れ、食欲が増加。
また、睡眠不足はインスリンの分泌や感受性を低下させ、血糖値の上昇や糖尿病のリスクを高めます。
認知機能の低下
睡眠中に脳は記憶の整理や学習の定着を行います。
しかし、睡眠不足ではこれらのプロセスが妨げられ、記憶力や集中力、判断力などが低下。
また、睡眠不足はアミロイドβという物質の蓄積を促進し、アルツハイマー病のリスクを高めます。
精神的不安定
睡眠中、脳は感情の調整やストレスの解消をします。
しかし、睡眠不足ではこれらのプロセスが妨げられ、気分が落ち込んだり、イライラしたり、不安や恐怖を感じやすくなります。
また、睡眠不足はセロトニンという神経伝達物質の分泌を低下させ、うつ病のリスクを高めます。
睡眠の質を高めるための5つの方法


睡眠不足がよくないとわかっていても50代になると、若い頃のようにぐっすり眠れなくなることが多いですよね。
私もそうでしたが、いくつかの工夫で睡眠の質が向上しました。



今回は、私が実践して効果を感じた睡眠のコツを5つお伝えしますね。
寝る前にリラックスする
寝る前には、テレビやスマホなどの刺激的なものを避けて、静かで暗い部屋でリラックスすることが大切です。
私は、寝る前にハーブティーを飲んだり、アロマオイルを焚いたり、深呼吸やストレッチをしたりしています。
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定時に寝る
毎日同じ時間に寝ることで、体内時計を整えて睡眠リズムを安定させることができます。
私は、23時には寝るようにしています。
もし夜更かししてしまった場合でも翌日に昼寝をしないように気を付けていますが、なかなか難しいですね……
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寝具や寝姿勢を工夫する
快適な寝具や寝姿勢は、睡眠の質に大きく影響します。枕やマットレスは自分に合ったものを厳選。
また、寝姿勢は仰向けよりも横向きが良いようなので、横向きで寝るようにしています。
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食事や運動に気を付ける
食事や運動も睡眠に影響。
夕食は早めに済ませ、寝る前3時間以内にカフェインやアルコールなどの刺激物を摂取しない!
運動は日中に適度に行うことで、血行や代謝を良くして筋肉疲労やストレスを解消。
毎日30分ほどウォーキングやおうちヨガをしていますが、効果を実感しています。


「友達と会うと疲れる」時の対処法


「友達と会うと楽しいけど、なぜか帰ってからぐったりする」というのは、私にとってよくある感覚です。
友達と話したり笑ったりするのは楽しいし、人間関係を築くのにも必要なことだと思います。
でも、その後には疲労感や空虚感が……
睡眠が十分にとれ体調も絶好調だと疲れも感じにくいですが、なかなかです。
私は自分が内向的な性格だと思います。
内向的な人は、自分の内面に向かってエネルギーを注ぐことでリラックスしたり満足します。
どうも私は友達と会うことでエネルギーを消費してしまうのかも。
自分のペースや境界を無視してしまうと、ストレスや疲労がたまってしまいます。
友達と会う前に自分の体調や気分をチェックし、疲れを感じるときは無理せず友達と会う時間を減らし、自分の時間を確保するようにしました。
本を読んだり音楽を聴いたりして、心身ともにリフレッシュ。



そうすることで、少しずつ友達と会う時間も楽しめるようになりました。
まとめ


いろいろ試しても睡眠不足が改善されない場合は、医師や専門家に相談することをおすすめします。
睡眠障害や更年期障害などの可能性もあります。
適切な診断や治療を受けることで、睡眠不足を解消できるかもしれません。
友達と会うことは、人生を豊かにする大切な要素です。
しかし、それを楽しむためには自分自身の健康も大切。
睡眠不足を放置しておくと心身に悪影響を及ぼす可能性があります。
ぜひ今回ご紹介した方法をためしてみて下さい。



睡眠不足を解消し、友達との時間が楽しく過ごせるようになるといいですね!


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